小さなスキップフロアの家

5年程前足に障害を負ってしまった父の療養の為、温泉と温暖な気候の土地建つ築40年・リフォーム済みの木造の家を購入しました。 間取りは3DKの小さなスキップフロアの家です。 リフォーム済みと言っても外壁や屋根塗装・壁紙の張替え・トイレ・キッチンが新調されているという状態です。 健常者であれば何の問題も無く使えるのですが足が不自由な父には段差が多く少々ハードルが高い間取りです。 ケアマネージャーさんに相談し一番使いづらい在来工法のお風呂と家中に手すりを付ける事にしました。 以前のお風呂場は温泉を意識しているのか湯船が広すぎましたし何故か腰掛部分に寝湯のような角度が付いており身体を保持できない父には大変危険です。 浴室内に手すりが無いので父を湯船から引き上げるのも一苦労でした。 その様な問題点を踏まえ工務店さんに勧めて頂いたのがスライドドアのシステムバスでした。 断熱材の入った浴槽と蓋で長時間お湯の温度を保てる事も決め手です。 我が家が出せるリフォームの予算は300万円。 介護用住宅改修の補助金は上限が20万円ですのでその範囲で収まるようプランを練りました。 大がかりな水回りのリフォームではギリギリの予算だったので工務店さんにはいろいろと知恵を絞って頂いたようです。 ただでさえ予算が少ないのにお風呂をリフォームするとなるとやはり洗面所も綺麗にしたいなと欲が出てきてしまい工務店さんと話し合いました。 最初は車いす対応のメーカー品の洗面台をおすすめされたのですが予算オーバーになりそうだったのでもっと安くできる方法をあれこれ模索しました。 個人的にIKEAの洗面ボールが使ってみたいと密かに考えていましたので洗面ボウルや水栓一式を施主支給して造作の洗面台を作って頂く事に。 洗面所の壁に木製のカウンターを取り付け足元はオープンなままの極めてシンプルな洗面台です。 ついでにフード付きの猫用トイレも下に入れられる高さにカウンターの位置を調整してもらいました。 父が座って顔を洗えるような洗面台を作って頂いたのでとても使い勝手が良く満足しています。 造作の洗面台のみですと合計で8万円以内に収まりました。 洗面所に掛けられる予算は極僅かだったので節約の為カウンターの天板は大工さんの指導の下DIYで塗装。 壁は白いモザイクタイルと漆喰・床はテラコッタ風のクッションフロアで仕上げ低予算ながら可愛らしい洗面所が完成しました。 段差が激しかったお風呂場もシステムバスにリフォームする事でフラットになり大変使いやすくなりました。 特にスライドドアは場所を取らないのでバスチェアの出し入れが楽に出来ます。 きっかけは父が使いやすいようにとリフォームを決意しましたが自分好みの空間が手に入りとても嬉しいです。 予算が許せばもっと他の箇所もリフォームしたいなと考えています。